ダメージの付かない夢のようなカーコーティングはありません。
だからこそ適切なアフターを行いながらダメージを軽減することが、良いボディ状態の維持につながります。
施工の様子をお伝えします。
マツダ CX-8のカーコーティング
マツダ CX-8 25T エクスクルーシブモード
カーコーティングを施工させていただいているお車です。
前回の施工から3年以上経過して少しダメージが増えてきました。
コーティングも以前のバージョンということもあり、今回はスペシャルメンテナンスをご依頼いただきました。
特殊照明下における計器類を使用したボディチェック
特殊照明を配置したコーティングブース内において、塗装膜厚計や光沢計等の計器類を用いながらボディチェックをしていきます。
やや深めのダメージもあり、今回は補充メンテナンスでは難しい状態です。
もう少し早めにリセットしておけば・・・といったところでしょうか。
計器類も使用してボディ状態をしっかりと確認しましたので、最善の処理を行ってよみがえらせていきましょう。
下地処理 純水洗車
純水洗車から取り掛かります。
「愛車のキレイ」を維持する上で、正しい洗車をすることが非常に大事になってきます。
キレイにするのも洗車なら、ダメージを付けてしまうのも洗車なのです。
だからこそティーズフィルムでは無料で洗車教室を行っていますし、洗車をすることが難しい方へのフォローもご用意しております。
下地処理 磨き前の下処理
次は磨き前の下処理に取り掛かります。
洗車で落とすことが出来ない汚れはもちろん、ボディに付着した鉄粉やスケール等の不純物を特殊溶剤を使って分解除去クリーニングしていきます。
洗車をした後にも関わらず、特殊溶剤に反応して不純物が浮き上がってきましたので・・・
ボディにダメージを与えることなく分解除去クリーニングしました。
この他にもパーツの継ぎ目や給油口の中、エンブレム周りやグリル、ナンバープレートの裏側等々、細部に至るまで特殊溶剤や熊野筆等を使ってクリーニングしていきます。
このように汚れたタオルが何枚も必要なほどの不純物が付着していました。
洗車だけで「愛車のキレイ」を維持していくことは難しく、我々プロの定期的なメンテナンスは欠かせませんね。
下地処理 ボディ磨き
ティーズクリアーコーティングのメリットを生かしてリカバリーしたいところですが、ボディ磨きは必要なボディ状態です。
それでもむやみに磨くのではなく、塗装に極力負担を掛けない研磨工法でツヤ・光沢をしっかりと引き出していきます。
大小様々なポリッシャーを使い分けて、細部に至るまで研磨処理を施しました。
ボディ磨きのビフォーアフター
ボディ磨きによる変化をご覧いただきましょう。
ティーズフィルムのボディ磨きは、ただ単にダメージを磨いて消しているだけではなく、塗装膜厚計や光沢計等の計器類を使用した「塗装を数値化した研磨」によって、コーティングの土台となる塗装を如何に減らさないか・・・を常に考慮しながら、ツヤ・光沢をしっかりと引き出しています。
ボディ磨き前の塗装膜厚は 79.7 ミクロン
マツダ車特有の薄い塗装膜厚です。
光沢計の数値は 100 ですが・・・
ボディ磨き後の塗装膜厚は 78.7 クロン
わずか1ミクロンのみの研磨ですが・・・
光沢計の数値は 104 までUPしています。
ただ単に磨いて傷を消すだけであれば、ある程度の施工技術があるプロであれば出来て当たり前だと思います。
しかし、愛車のキレイを如何に長く維持していくか・・・を考えている本当のプロであれば、コーティングの土台となる塗装を一番に考えて研磨処理を行うはずです。
「塗装を磨く=塗装を削る=塗装膜厚が薄くなる=塗装が弱くなる」
ティーズフィルムでは塗装膜厚を極力薄くせずに傷を消し、塗装のツヤ・光沢を引き出す研磨工法で磨いており、各計器類を用いて1工程に磨く塗装膜厚を0.8~1.2ミクロン程度に抑えるようにしています。
研磨後の状態を目視で確認をすると・・・
このようによみがえっています。
サンルーフ ガラス研磨・ガラス撥水コーティング
サンルーフの付いているお車にコーティングを施工する場合、ボディの一部とみなしてガラス撥水コーティングをサービスしています。
不純物だらけになってしまっているガラスを・・・
ガラス研磨によって・・・
このようにキレイによみがえらせています。
ガラス研磨が終わったら・・・
ガラス撥水コーティングを施工して・・・
ヒーター乾燥をしていきます。
しっかりと防汚性が上がっています。
ボディの下地処理やサンルーフのガラス撥水コーティング施工が終わったら、ここからやっとコーティングに取り掛かります。
ティーズクリアーコーティング Special
クリアー樹脂ベースコート HYP
1層目のベースコートを特殊な研磨技術を使ってクリアー補充していきます。
下地処理によって引き出した塗装のツヤ・光沢が、より深みを増して変化しました。
このベースコートによって、ティーズクリアーコーティングの最大の特徴である圧倒的なヌレツヤ感が生まれます。
コーティング施工はまだまだ続きます。
ここから更に2層のコーティングをトップコートしていきます。
ガラスコーティング GH coat
2層目のガラスコーティング GH coat で防御被膜を形成していきます。
このガラスコーティング GH coat は、高額な価格設定にしてもおかしくないコーティングです。
詳しくはコーティング説明にてお伝えさせていただいています。
防汚性UPコーティング SF
ここから更に3層目の防汚性UPコーティング SFを施工して防汚性能をプラスしていきます。
このコーティングもかなりリーズナブルな価格設定にしています。
コーティングのヒーター乾燥
コーティング施工後はヒーター乾燥処理です。
コーティング施工後の初期不良を避ける意味でも、乾燥処理は重要な工程です。
あとは細部まで仕上げ作業を行った後、最終チェックをしたら作業は完了です。
ティーズクリアーコーティング Special の完成
ティーズクリアーコーティング Special の完成をご覧いただきましょう。
圧倒的なヌレツヤ感が復活しました。
お客様にも『 ありがとうございます。』と大変喜んでいただきました。
今回もカーコーティングをご依頼いただきまして、ありがとうございました。
マツダ車特有の薄い塗装膜厚ですので、今後のケアも気を付けていきましょう。
良い状態をキープするためのサポートもしっかりと務めさせていただきます。
今後とも末永いお付き合いの程、よろしくお願い申し上げます。
「愛車のキレイ」を維持するためには、施工技術の確かなプロによるコーティング施工をした上で「日頃のお手入れ」と「定期的なメンテナンス」で維持していくのが理想です。
これらの内容を、詳しくお伝えしているのがコーティング説明です。
- コーティング施工後のアフターの重要性
- コーティングの正しい情報
- コーティング施工業者の選び方
- ティーズフィルム独自の取り組み
一般の方が知らない情報等を含めて、約3時間かけてわかりやすくご説明させていただきます。
特に新車納車前の方には、納車前に気を付けなければいけないアドバイスが多々ありますので、お早めにお聞きいただければと思います。
担当者が不在のこともありますので、事前にご予約の上、お時間に余裕をもって広島市安佐南区のティーズフィルムにご来店ください。
ご来店前には 施工ブログ やホームぺージ 等、各種SNSをしっかり読んでおいていただくと、よりスムーズに説明が進みますので、是非ご覧いただければと思います。
カーコーティングをご検討中の方は、広島市安佐南区のティーズフィルムに是非ご相談ください。
資格:三級ガソリン・エンジン自動車整備士
三級自動車シャシ整備士
専門:カーコーティング
コーティングメンテナンス・電装等カーコーティングやコーティング施工後のアフターフォロー等を主に担当し、お客様の様々な相談を丁寧な接客で対応しています。
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