車屋さんに洗車をしないように伝えているにも関わらず、勝手に洗われて傷だらけ。
こういった洗車被害に遭われる方が多くいらっしゃいます。
皆さん、気を付けましょう。
施工の様子をお伝えします。
三菱 エクリプスクロスPHEVのカーコーティング
三菱 エクリプスクロスPHEV ブラックエディション
カーコーティングを施工させていただいているお車です。
コーティング施工をした後、1ヶ月も経っていない時に車屋さんに入庫され、洗車をしないように伝えていたにも関わらず洗われてしまったとのこと。
屋外で見るといいツヤ感ですが、洗車傷が全体に付いてしまっていました。
いわゆる洗車被害というヤツです。
お客様と車屋さんの間で話し合いをいされた結果、コーティングの再施工代金を弁償していただくことになりましたが、実はこういったケースが多くあります。
車屋さんは車を売ったり整備することに関してはプロですが、残念ながら車の美観に関しては・・・
このあたりはいつもコーティング説明でしっかりとアドバイスさせていただいていますので、当店でコーティングをご依頼いただいているお客様はしっかりと理解されています。
今回のお客様も「まさか本当にあるとは?!」という状態でした。
ご予約を取っていただいて、3ヶ月後にご入庫いただきましたので、カーコーティング再施工に取り掛かります。
ティーズクリアーコーティング Regular
特殊照明下における計器類を使用したボディチェック
特殊照明を配置したコーティングブース内において、塗装膜厚計や光沢計等の計器類を用いながらボディチェックをしていきます。
車屋さんに洗車をされるとこうなります。
ボディ全体にかなりのダメージが確認できますね。
やはり厳しい特殊照明では誤魔化しが効きません。
車屋さんも一生懸命キレイにしようと洗われています。
・・・がしかし・・・
このようなダメージを確認できる環境がないため、傷を付けていることに気付いていないのが現状です。
間違った洗い方をしていることすらわかっていません。
このような被害に遭った場合、今回の車屋さんのように真摯に対応されるところがほとんどですが、なかには「うちの洗車は傷が付かない!」とか「コーティングを掛けていてなんで傷が付くのか?」のような意味不明な酷い対応をするところもあるようです。
気を付けないといけませんね。
塗装膜厚計や光沢計等の計器類も使用して塗装状態をしっかりと把握しましたので、最善の処理を施してキレイによみがえらせていきましょう。
下地処理 純水洗車
純水洗車から取り掛かります。
車屋さんが正しい洗車方法を知っていれば、お客様が「愛車のキレイ」をより維持しやすくなるんですけどね。
コーティングを施工した後、間違ったお手入れでダメージを与えてしまっては意味がありません。
だからこそティーズフィルムで各種コーティングをご依頼いただいたお客様には、「コーティングで失敗しないために」無料で洗車教室を受けていただいていますし、ご自分で洗うことが難しい方へのフォローもご用意させていただいています。
下地処理 磨き前の下処理
次の工程は磨き前の下処理です。
洗車で落とすことが出来ない汚れはもちろん、ボディに付着した鉄粉やスケール等の不純物を特殊溶剤を使って分解除去クリーニングしていきます。
特殊溶剤に反応して浮き上がってきた不純物を・・・
ボディにダメージを与えることなく分解除去クリーニングしました。
このあたりもかなりの不純物が浮き上がってきましたので・・・
分解除去クリーニングしました。
この他にもパーツの継ぎ目やモールの溝、エンブレム周りやグリル部分、給油口の中やナンバープレートの裏側まで、特殊溶剤と熊野筆等を使って細部に至るまでクリーニングしていきます。
新品のマイクロファイバータオルがこんなに汚れています。
ちなみにタオルが数十枚数必要な程の不純物が付着していました。
ティーズフィルムでは、この純水洗車と磨き前の下処理と全く同じ工程を「コーティング施工後のメンテナンス」でも取り組んでいます。
超低価格でありながら非常に濃い内容となっているため、年々有効利用されるお客様が増えており、今ではカーコーティングと同じく数ヶ月以上先まで予約が埋まっているような状況です。
我々プロとお客様がタッグを組むことで「愛車のキレイ」を維持出来るようにする仕組みをご用意させていただいています。
下地処理 ボディ磨き
次はボディ磨きに取り掛かります。
塗装に極力負担を掛けないいつもの研磨工法でツヤ・光沢を引き出していきます。
ボディ磨きのビフォーアフター
ボディ磨きを行った変化をご覧ください。
よみがえっていることがわかりますね。
このボディ磨きはただ単にダメージを磨いて消しているだけではなく、塗装膜厚計や光沢計等の計器類を使用した「塗装を数値化した研磨」によって、コーティングの土台となる塗装を如何に減らさないか・・・を常に考慮しながら、ツヤ・光沢をしっかりと引き出しています。
ボディ磨き前の塗装膜厚は 103ミクロン
光沢計の数値は 99 ですが・・・
ボディ磨き後の塗装膜厚は 102ミクロン
わずか1ミクロンの研磨で・・・
光沢計の数値は 103 までUPしています。
左右の違いは歴然です。
「コーティングは下地処理によって大きな差が生まれます。」
ただ単に洗ってコーティング剤を塗るだけの簡易的な施工しかしないプロもいれば、下地処理をキッチリ行った上でコーティングを施工するプロもあります。
だからこそ「施工業者選びが大事」になります。
コーティングの効果ばかりアピールしているところではなく、下地処理に力を入れて取り組んでいる施工技術の確かなプロ施工業者に依頼することをお勧めします。
「施工業者の選び方」を知りたい方は、コーティング説明をお聞きください。
この研磨工法でボディ全体を磨いた後、塗装強化処理をしたら下地処理までが終了。
ここからコーティング施工に取り掛かります。
1層目 クリアー樹脂ベースコート HYP
特殊な研磨技術を使って、1層目のベースコートをクリアー補充していきます。
下地処理で引き出したツヤ・光沢が、更に深みを増して変化していることがわかります。
このベースコートによってティーズクリアーコーティングの最大の特徴である「圧倒的なヌレツヤ感」が生まれます。
未塗装部分も専用コーティングを施工することで復活しています。
2層目 ガラスコーティング TG
3層目 防汚性UPコーティング SF
ベースコートでボディ全体を保護したら、ここから更に2層のコーティングをトップコートしていきます。
ガラスコーティングTGで防御被膜を形成して、防汚性UPコーティングSFで防汚性能をプラスしました。
コーティングのヒーター乾燥処理
コーティング施工後はカーボンヒーターを使って、1パネル毎温度管理しながら乾燥処理をしていきます。
この乾燥処理をすることでコーティングの硬化を促進させるだけでなく、初期不良等も起こり難くなります。
あとは細部仕上げを行って、最終チェックをしたら作業完了です。
ティーズクリアーコーティング Regularの完成
ティーズクリアーコーティング Regular 完成をご覧ください。
圧倒的なヌレツヤボディが復活しました。
お客様にも『 めっちゃキレイです。流石ですね。 』と大変喜んでいただきました。
今回もカーコーティングをご依頼いただきまして、ありがとうございました。
もう大丈夫だとは思いますが、また車屋さんにご入庫される際はくれぐれも気を付けてくださいね。
アフターフォローもしっかり務めさせていただきますので、今後とも末永いお付き合いの程、よろしくお願い申し上げます。
「愛車のキレイ」を維持するためには、施工技術の確かなプロによるコーティング施工をした上で「日頃のお手入れ」と「定期的なメンテナンス」で維持していくのが理想です。
これらの内容を、詳しくお伝えしているのがコーティング説明です。
- コーティング施工後のアフターの重要性
- コーティングの正しい情報
- コーティング施工業者の選び方
- ティーズフィルム独自の取り組み
一般の方が知らない情報等を含めて、約3~4時間かけてわかりやすくご説明させていただきます。
特に新車納車前の方には、納車前に気を付けなければいけない点等のアドバイスがたくさんありますので、お早めにお聞きいただければと思います。
担当者が不在のこともありますので、事前にご予約の上、お時間に余裕をもって広島市安佐南区のティーズフィルムにご来店ください。
ご来店前には施工ブログやホームぺージ等、各種SNSをしっかり読んでおいていただくと、よりスムーズに説明が進みますので、是非ご覧いただければと思います。
カーコーティングをご検討中の方は、広島市安佐南区のティーズフィルムに是非ご相談ください。

資格:三級ガソリン・エンジン自動車整備士
三級自動車シャシ整備士
専門:カーコーティング
コーティングメンテナンス・電装等カーコーティングやコーティング施工後のアフターフォロー等を主に担当し、お客様の様々な相談を丁寧な接客で対応しています。
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