トヨタ ヴェルファイアハイブリッドのカーコーティング part7

新車はキレイ・・・が当たり前ではありません。
屋外ではキレイに見えている車でも、特殊照明下で見ると傷だらけになっていることが多くあります。
見えるのも技術です。
施工の様子をお伝えします。

トヨタヴェルファイアハイブリッドの用品取付(字光式ナンバー・フロアマット) part1
トヨタヴェルファイアハイブリッドのレザーコーティング part2
トヨタヴェルファイアハイブリッドのホイールコーティング part3
トヨタヴェルファイアハイブリッドのカーフィルム part4
トヨタヴェルファイアハイブリッドのカープロテクションフィルム part5
トヨタヴェルファイアハイブリッドのガラス撥水コーティング part6
トヨタヴェルファイアハイブリッドのカーコーティング part7

トヨタヴェルファイアハイブリッドのカーコーティング
1. ティーズクリアーコーティング Premium

トヨタヴェルファイアハイブリッドのカーコーティング

トヨタヴェルファイアハイブリッドハイブリッドZ プレミア

カーコーティングに取り掛かります。

ご入庫いただいた際には当店のアドバイス通り、保護シートの付いた状態でのご入庫でした。
さすがリピーター様です。

保護シートを剥がしたら、早速ボディチェックをしていきます。

ティーズクリアーコーティング Premium

特殊照明下における計器類を使用したボディチェック

特殊照明を配置したコーティングブース内において、計器類を用いながらボディチェックをしていきます。

「新車はキレイ・・・が当たり前ではない」といつもこのブログでお伝えしています。

厳しい特殊照明下で確認すると、新車でも塗装不良・磨き跡・洗車傷・シミの焼き付き等、大なり小なりあるのが普通です。
しかし、今回のボディ状態はそのような範疇のものではなく、ハッキリ言って酷いボディ状態です。

カーコーティングを施工する上で、これらのダメージを磨けば良い・・・というわけではありません。

【磨く】＝【塗装を削る】＝【塗装が薄くなる】＝【塗装が弱くなる】

「愛車のキレイ」を維持する上で、塗装を一番に考慮しなければなりません。
だからこそ、より良いボディ状態でご入庫いただく必要がありますので、事前にアドバイスをしっかりとさせていただいています。

今回のようなリピーター様はこのあたりをしっかりとご理解いただいていますので、車屋さんには絶対に洗わないように、できるだけ保護シートを剥がさないように伝えていただいていました。
それでも、このボディ状態です。
車屋さんは美観に関して非常に意識が低いことがわかると思います。

塗装膜厚計や光沢計等の計器類を用いてしっかりと塗装状態を把握しましたので、最善の処理を施して「新車でも変わる」仕上げを行っていきます。

下地処理純水洗車

純水洗車から取り掛かります。

コーティングを施工した後、誤ったお手入れをしてしまうと全てが台無しになってしまいますので、ご自分で手洗い洗車が可能な方には無料で洗車教室を行っていますし、ご自分ではお手入れが難しい方にはアフターフォローをご用意することで、「愛車のキレイ」を維持しやすい環境を整えています。

下地処理磨き前の下処理

次は磨き前の下処理に取り掛かります。

洗車で落とすことが出来ない汚れやボディに付着した鉄粉・スケール等の不純物を特殊溶剤を使って分解除去クリーニングしていきます。

新車で尚且つ洗車をした後にも関わらず、特殊溶剤に反応して多くの不純物が浮き上がってきましたので・・・

ボディを傷めることなく分解除去クリーニングしました。

このあたりも特殊溶剤に反応して多くの不純物が浮き上がってきましたので・・・

分解除去クリーニングしました。

この他にもパーツの継ぎ目やモールの溝、エンブレム周りやグリル部分、給油口の中やナンバープレートの裏側まで、特殊溶剤と熊野筆等を使って細部に至るまでクリーニングしていきます。

細部に至るまで不純物を除去するのは手間暇が掛かりますが、次のボディ磨きをする前の重要な工程です。

ティーズフィルムではこの純水洗車と磨き前の下処理と全く同じ工程を、コーティング施工後のメンテナンスでも取り組んでいます。

超低価格でありながら非常に濃い内容となっているため、有効利用されるお客様がかなり増えており、数カ月先まで常に予約が埋まっているような状況です。

エンブレムの取り外しもご依頼いただいていましたので、この段階で取り外しておきました。

下地処理ボディ磨き

ボディ全体の不純物除去クリーニングが終わったら、次はボディ磨きに取り掛かります。
塗装に極力負担を掛けないいつもの研磨工法でツヤ・光沢をしっかりと引き出していきます。

ボディ磨きのビフォーアフター

ボディ磨きを行った変化をご覧ください。

全く別物に変化していることがわかります。

下地処理をまともに行わない、例えば洗って塗るだけのような簡易的なコーティング施工をしているところが多くありますが、これらのようなダメージは全く処理をしません。
ダメージの上にコーティングを塗っているだけなので、キレイになるはずがありませんね。

「コーティングは下地処理によって大きな差が生まれる」ということをこのブログを見ていただいた方には是非知っていただきたいと思っています。

ティーズフィルムのボディ磨きは、ただ単にダメージを磨いて消しているだけではなく、計器類を使用した「塗装を数値化した研磨」によって、コーティングの土台となる塗装を如何に減らさないか・・・を常に考慮しながらツヤ・光沢をしっかりと引き出しています。

ボディ磨き前の塗装膜厚は 134ミクロン

光沢計の数値は 79 ですが・・・

ボディ磨き後の塗装膜厚は 133ミクロン
わずか1ミクロンの研磨で・・・

光沢計の数値は 84 までUPしています。

これがティーズフィルムのボディ磨きです。

ボディ全体を磨いた後、塗装強化処理をしたら下地処理までが終了し、ここからやっとコーティングに取り掛かります。

1層目クリアー樹脂ベースコート HYP

特殊な研磨技術を使って、1層目のベースコートをクリアー補充していきます。

下地処理で引き出した塗装のツヤ・光沢が更にUPして、より深く濃く変化しました。

このベースコートによって、ティーズクリアーコーティングの最大の特徴である圧倒的なヌレツヤ感が生まれます。

まだまだコーティング施工は続きます。
ここから更にトップコートを3層コーティングしていきます。

2層目　セラミックベースコートCP

3層目　セラミックガラスコーティング NC

4層目　防汚性UPコーティング SF

コーティングのヒーター乾燥処理

コーティング施工後は、カーボンヒーターを使って１パネル毎温度管理しながら乾燥処理を施していきます。

この乾燥処理をすることでコーティングの硬化を促進させるだけでなく、初期不良等も起こり難くなります。

あとは細部仕上げを行って、最終チェックをしたら作業完了です。

ティーズクリアーコーティング Premiumの完成

ティーズクリアーコーティング Premium 完成をご覧ください。

202ブラックが映える「漆黒のヌレツヤ感」に生まれ変わりました。

お客様にも大変喜んでいただきました。

カーコーティング・ガラス撥水コーティング・ホイールコーティング・レザーコーティング・カーフィルム・カープロテクションフィルム・用品取付等々、いつもたくさんのサービスをご依頼いただきまして、ありがとうございます。
他のお車同様にアフターフォローもしっかり務めさせていただきます。
今後とも末永いお付き合いの程、よろしくお願い申し上げます。

カーコーティングをご検討中の方、まずは約3~4時間のコーティング説明をお聞きください。