マツダ ロードスター Sスペシャルパッケージのカーコーティング

コーティングのアピールに必死な施工業者が多くありますが、適切な下地処理で良い塗装状態を作ることができて、はじめて良いコーティングの仕上がりにつながります。
施工の様子をお伝えします。

マツダロードスター Sスペシャルパッケージのカーコーティング

マツダロードスター Sスペシャルパッケージのカーコーティング

マツダロードスター Sスペシャルパッケージ

以前、フロントバンパーの塗装・取付をご依頼いただいたお客様です。

今回はコーティング説明をお聞きいただいた結果、カーコーティング施工をご依頼いただきました。

特殊照明下における計器類を使用したボディチェック

特殊照明を配置したコーティングブース内において、塗装膜厚計や光沢計等の計器類を用いながらボディチェックをしていきます。

5年前に全国的に有名な某プロショップにてガラスコーティングを施工され、その後も手洗い洗車を依頼されていたそうですが、とても〇年保証されているとは言い難いボディ状態です。

当店では各種コーティングにおいて、保証を謳っていません。
・・・というか・・・
保証を謳えるようなコーティングは存在しないという考えです。

その内容については、コーティング説明にてお伝えしていますので、こちらでは敢えて書きませんが、そもそも論「傷の付かない・シミの付かない夢のようなコーティングはありません。」
コーティングをした後、それらのダメージを如何に軽減されるかが、良いボディ状態のキープにつながります。
だからこそ、「コーティング施工後のアフター」が重要になるわけです。

「愛車のキレイ」を維持するためにはどうしたら良いか・・・について、詳しくお伝えしているのがコーティング説明ですので、興味のある方は是非お聞きいただければと思います。

塗装膜厚計や光沢計等の計器類も使用してボディ状態をしっかりと確認しましたので、最善の処理を施してキレイによみがえらせていきましょう。

下地処理純水洗車

純水洗車から取り掛かります。

洗車をしているとかなりの鉄粉の付着が確認できました。

特殊溶剤を吹き掛けてみると・・・

この反応です。

キレイに落としましたが、この状態を見る限りメンテナンスをしているとはとても言い難い状態です。

カーコーティングも取り組みは様々ですが、コーティングメンテンスにも同じことが言えます。
まともなプロ施工店であれば、不純物除去がメンテナンスのメイン作業だと答えるはず。

この某コーティングショップは、〇年毎にメンテナンスを受ければ〇年保証のようなことを謳っているそうですが、とてもまともなメンテナンスを行っているとは言えないボディ状態です。
洗ってメンテナンス剤を塗るだけの施工しかしていないことがわかります。

下地処理磨き前の下処理

次の工程は磨き前の下処理です。

洗車で落とすことが出来ない汚れはもちろん、ボディに付着した鉄粉やスケール等の不純物を特殊溶剤を使って分解除去クリーニングしていきます。

洗車をしたにも関わらず、特殊溶剤に反応して不純物が浮き上がってきましたので・・・

ボディにダメージを与えることなく分解除去クリーニングしました。

このあたりも不純物が多く浮き上がってきましたので・・・

分解除去しました。

未塗装部分の不純物も・・・

しっかりと分解除去クリーニングしています。

この他にもパーツの継ぎ目や給油口の中、エンブレム周りやグリル、ナンバープレートの裏側等々、細部に至るまで特殊溶剤や熊野筆等を使ってクリーニングしていきます。

このように汚れたタオルがかなりの枚数必要な程の不純物が付着していました。
これらを見ても、やはり不純物除去を行っていなかったことがわかりますね。

コーティング施工後は「日頃のお手入れ」だけでなく「定期的なメンテナンス」は欠かせません。
どちらが欠けても「愛車のキレイ」を維持することはできないと思います。

ティーズフィルムではコーティング施工後のアフターフォローにおいて、この純水洗車と磨き前の下処理と全く同じ工程をメンテナンスでも取り組んでいます。

超低価格でありながら、細部に至る前のクリーニングを含む、非常に濃い内容を取り組んでいますので年々ご依頼が増えており、今ではカーコーティング同様に予約が取りづらくなっているほどです。

下地処理ボディ磨き

ボディ全体のクリーニングが終わったら、次はボディ磨きに取り掛かります。
塗装に極力負担を掛けない研磨工法でツヤ・光沢をしっかりと引き出していきます。

大小様々なポリッシャーを使い分けて、細部に至るまで研磨処理を施しました。

ボディ磨きのビフォーアフター

ボディ磨きによる変化をご覧いただきましょう。

かなりダメージがありましたが、明らかによみがえっていることがわかりますね。

ティーズフィルムのボディ磨きは、ただ単にダメージを磨いて消しているだけではなく、塗装膜厚計や光沢計等の計器類を使用した「塗装を数値化した研磨」によって、コーティングの土台となる塗装を如何に減らさないか・・・を常に考慮しながら、ツヤ・光沢をしっかりと引き出しています。

ボディ磨き前の塗装膜厚は 94.4ミクロン

光沢計の数値は 86 ですが・・・

ボディ磨き後の塗装膜厚は 93.4 クロン
わずか1ミクロンの研磨で・・・

光沢計の数値は 93 までUPしています。

ただ単に磨いて傷を消すだけであれば、ある程度の施工技術があるプロであればできて当たり前だと思いますが、愛車のキレイを如何に長く維持していくか・・・を考えている本当のプロであれば、コーティングの土台となる塗装を一番に考慮した研磨処理を行っているはずです。

「塗装を磨く＝塗装を削る＝塗装膜厚が薄くなる＝塗装が弱くなる」

ティーズフィルムでは常に「塗装を如何に温存するか」を常に意識した研磨処理を行っています。

研磨後の状態を目視で確認をすると・・・

キレイによみがえっていることがわかります。

このボディ磨きによって塗装のツヤ・光沢を引き出した後、塗装強化処理をしたら下地処理までが終了し、ここからやっとコーティングに取り掛かります。

ティーズクリアーコーティング Special

クリアー樹脂ベースコート HYP

1層目のベースコートを特殊な研磨技術を使ってクリアー補充していきます。

下地処理によって引き出した塗装のツヤ・光沢が更にUPして、より深みを増して変化していることがわかります。

このベースコートによって、ティーズクリアーコーティングの最大の特徴である「圧倒的なヌレツヤ感」が生まれます。
コーティング層だけでこの変化は、他のものではなかなか見られないと思います。

未塗装部分は・・・

専用コーティングを施工して、このように黒々と保護しています。

コーティング施工はまだまだ続きます。
ここから更に2層のコーティングをトップコートしていきます。

ガラスコーティング GH coat

2層目のガラスコーティング GH coat で防御被膜を形成していきます。

このガラスコーティング GH coat は、かなり高額な価格設定にしてもおかしくないコーティングです。
詳しくはコーティング説明にてお伝えさせていただいています。

防汚性UPコーティング SF

ここから更に3層目の防汚性UPコーティング SFを施工して防汚性能をプラスしていきます。

このコーティングもかなりリーズナブルな価格でご奉仕させていただいています。

コーティングのヒーター乾燥

コーティング施工後はヒーター乾燥処理をしていきます。

コーティング施工後の初期不良を避ける意味でも、乾燥処理は重要な工程です。

あとは細部まで仕上げ作業を行った後、最終チェックをしたら作業は完了です。

ティーズクリアーコーティング Special の完成

ティーズクリアーコーティング Special の完成をご覧いただきましょう。

傷だらけだったボディが「圧倒的なヌレツヤ感」をまとってよみがえりました。

お客様にも『もっと早くここを知っていれば・・・。すべて理にかなってますよね。』と大変喜んでいただきました。

今回はカーコーティング施工をご依頼いただきまして、ありがとうございました。
これまでのコーティングとは全く違うことを実感していただいたようで良かったです。
うちは嘘をつきませんので(笑)
アフターフォローも全く別物ですので、この良い状態をキープするお手伝いもしっかりと務めさせていただきます。
今後とも末永いお付き合いの程、よろしくお願い申し上げます。

「愛車のキレイ」を維持するためには、施工技術の確かなプロによるコーティング施工をした上で「日頃のお手入れ」と「定期的なメンテナンス」で維持していくのが理想です。
これらの内容を、詳しくお伝えしているのがコーティング説明です。